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*Arslan Ash
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アルスラーン・アッシュ。
パキスタン、ラホール出身の鉄拳プレイヤー。
vSlash eSportsおよびFate所属のプロゲーマーでレッドブル・アスリートでもある。
使用キャラは一美、ギース、ザフィーナ。
[[EVO Japan 2019]]鉄拳7世界王者、[[EVO2019]]鉄拳7世界王者。
パキスタン、ラホール出身の鉄拳プレイヤー。現在はTwisted Minds所属のプロゲーマーで、Red Bull Athletesでもある。
 
対戦格闘ゲームに初めて触れたのは6~7歳の頃で、KOF2002と鉄拳3をプレイしたのがきっかけ。
チリのKOF強豪プレイヤーである[[Misterio]]をリスペクトしている。
KOFシリーズのXⅢ、XⅣではパキスタン最強と言われ、現在は主に鉄拳シリーズで活躍しているが、2022年5月には鉄拳の大会で優勝した当日にKOF XVの大会でも3位になるなど、2D格闘ゲームと3D格闘ゲームのマルチプレイヤーとして活躍を見せている。
2019年、パキスタンから彗星の如く現れてEVO Japan 2019を優勝。日韓を中心に各国の選手が活躍する鉄拳の大会シーンにおいて、名前が出てくることのなかったパキスタンから1人で参加し、並み居る強豪たちを倒したAshに注目が集まる中、優勝者インタビューにて「パキスタンで強いのは自分だけではない」という趣旨のコメントを残し、バトル漫画のようなストーリーだと鉄拳界隈以外からも注目を集めた。
 
[[EVO Japan 2019]]、[[EVO Japan 2023]]鉄拳7世界王者。
[[EVO2019]]、 [[EVO 2023]]鉄拳7世界王者。[[EVO 2024]]鉄拳8世界王者。
[[TEKKEN World Tour 2023]]鉄拳7世界王者。
 
初めて鉄拳の同じナンバリングタイトルでEVOを2回制覇したプレイヤーであり、初めて鉄拳でEVOを連覇したプレイヤーでもある。
2024年1月、自身の悲願であった公式世界大会TEKKEN World Tourを優勝。同時にEVO Japan2023、EVO2023、TEKKEN World Tour 2023、全てを制覇し、2023年度統一世界王者になるという快挙を達成した。
2024年7月、2023に続いてEVOを優勝し連覇を達成すると共に、EVO及びEVO Japanの出場回数7回目にして、早くも同大会5度目の優勝を記録した。

**プレイヤーネーム
名前の由来は、「Arslan」は本名からで、「Ash」はKOFのキャラクターのアッシュ・クリムゾンとポケモンの主人公サトシの海外名Ashから。

**人物像
対戦格闘ゲームに初めて触れたのは6~7歳の頃で、KOF2002と鉄拳3をプレイしたのがきっかけ。
チリのKOF強豪プレイヤーである[[Misterio]]をリスペクトしている。
KOFシリーズのXⅢ、XⅣではパキスタン最強と言われ、現在は主に鉄拳シリーズで活躍しているが、2022年には格闘ゲームの大会において鉄拳部門で優勝した当日にKOF XV部門でも優勝や3位になるなど、2D格闘ゲームと3D格闘ゲームのマルチプレイヤーとして活躍を見せている。

**プレイスタイル
反応の良さと徹底した間合い管理を活かした相手の甘えを許さない立ち回りで、相手の攻撃を的確に防ぎながらも、少しでも空振りの隙があれば針の穴を通すかのように、しっかり反撃を入れてくる。また小技で手堅く攻めつつ、的確に技の打ち方を変えるなど、戦略的思考にも長けている。アケードコントローラーのボタンの押し方が特徴的で、指の腹ではなく指先をボタンの上に乗せて押すが、これはパキスタンのゲームセンターに置かれているアーケード筐体(正確にはPS4を檻に入れた物)のコントローラー部分が、木製の天板に大小様々なアケコンのボタンをはめこんだ自作であり、普通の押し方だと押し間違いや手首にたこが出来てしまうために身についたものである。

** EVO Japan 2019
2019年2月に福岡で開催されたこの大会でAshは、
韓国の[[Knee]]、[[Chanel]]、[[LowHigh]]、[[CherryBerryMango]]、タイの[[Book]]、アメリカの[[Jimmy J Tran>Mr.Naps]]、日本の[[チクリン]]、フィリピンの[[AK]]とそうそうたるメンツをなぎ倒して優勝。賞金150万円を獲得した。表舞台の露出がなく、出場選手・観客から完全にノーマークであった彼が、防御と対応に重きを置いた正統派のプレイスタイルで数々の強豪を下し優勝するという余りにも華のあるストーリーは鉄拳勢のみならず格闘ゲーム界隈全体に感動を与えた。
2019年2月に福岡で開催されたこの大会でAshは、韓国の[[Knee]]、[[Chanel]]、[[LowHigh]]、[[CherryBerryMango]]、タイの[[Book]]、アメリカの[[Jimmy J Tran>Mr.Naps]]、日本の[[チクリン]]、フィリピンの[[AK]]といった、そうそうたるメンツをなぎ倒して優勝。賞金150万円を獲得した。表舞台の露出がなく、出場選手・観客から完全にノーマークであった彼が、防御と対応に重きを置いた正統派のプレイスタイルで数々の強豪を下し優勝するという、余りにも華のあるストーリーは鉄拳勢のみならず格闘ゲーム界隈全体に感動を与えた。
(実際は2018年10月にUAEで開催されたOUGaming 2018のグランドファイナルで[[Knee]]を3-0で倒す活躍はしていたのだが、その大会自体の注目度が低かったため、Ashの名は一部の人を除いて知られていなかった)
優勝直後のインタビューでAshが語った「パキスタン国内では自分は8位の強さに過ぎない」「パキスタン7位と6位の間には大きな壁がある」というコメントは世界に更なる衝撃を与え、パキスタン格ゲー界隈の注目度を急激に高める立役者となった。
(後にインタビューの内容は「大会で当たったら負ける可能性があるプレイヤーが何人かいる」という趣旨の発言が誤訳されて広まったものだということが判明したが、Ash以外にも世界各国の強豪と張り合える猛者がいたのは事実であり、2019年は各地の大会でパキスタン勢が活躍した。)
※後にインタビューの内容は「大会で当たったら負ける可能性があるプレイヤーが何人かいる」という趣旨の発言が誤訳されて広まったものだということが判明したが、Ash以外にも世界各国のトッププレイヤーたちと張り合える猛者が何人もいたのは事実であり、2019年以降、各地の大会でパキスタンの選手が活躍している。
 
後にパキスタンにおける鉄拳界隈は、オンライン環境に恵まれていなかったのもありオフライン対戦での練習に大きく比重を割いた環境であったことが明らかとなった。
オンライン対戦はいつでも対戦できる反面、振り返りなども1人で行わなければならないが、Ashをはじめとしたパキスタンの選手たちは対面で戦った後、周囲で見ていたプレイヤー含めみんなでアドバイスしあい切磋琢磨していた。
また負けた側が勝った側のゲーム代を払うため、決して裕福とはいえない彼らは負けても次にいけるオンライン対戦とは違い、必死の思いで試合に挑んでいた。
これは良い意味で時代に逆行したものでもあり、オンライン対戦が主流となっていた世界の鉄拳界隈における認識を大きく改めさせる事となる。
 
またAshをはじめとしたパキスタンの選手が長年、表舞台に出てこなかった理由としてビザの取得が困難なことが挙げられる。
今回のEVO japanも当初タイ経由で福岡に行く14日便のチケットを手配したが渡航を許可されず、16日着でパキスタン→マレーシア→韓国→福岡という経路のフライトにしたが、韓国のビザがないため許可されなかった。マレーシア→羽田、成田→福岡のチケットを予約し、ようやく羽田に到着するも、円に両替するのを忘れていたため、羽田から成田へのバスに乗れなかった。この時点で16日(土)午前2時。間に合わないと涙するAshだったが羽田→福岡の16日午前9時ごろ着の便が見つかり、なんとかプールが始まる10時に会場入りできた。
《Ashをはじめとしたパキスタン勢の強さ》
後の取材で、パキスタンは停電が毎日起こるのも当たり前なほど電力不足な国であり、インターネット対戦が満足にできない状態のため、オフライン対戦を徹底していることが明らかとなった。オンライン対戦はいつでも対戦できる反面、振り返りなども1人で行わなければならないが、Ashをはじめとしたパキスタンの選手たちは対面で戦った後、周囲で見ていたプレイヤーを含めみんなでアドバイスしあい、切磋琢磨していた。また負けた側が勝った側のゲーム代を払うため、決して裕福とはいえない彼らは、負けても続行できるオンライン対戦とは違い、必死の思いで試合に挑んでいた。これは良い意味で時代に逆行したものであり、オンライン対戦が主流となっていた世界の鉄拳界隈における認識を大きく改めさせる事となる。(Ashの活躍もあり、現在は練習スペースのようなものが設けられている様子ではあるが、物価が外国と大きく異なるパキスタンの選手にとって、賞金の価値は依然として大きいものであり、今も彼らが試合にかける思いの大きさは変わらない)
また、Ashをはじめとしたパキスタンの選手たちが、各国のトッププレイヤーと渡り合えるほどの実力がありながらも、長年、表舞台に出てこなかった理由としてビザの取得が困難なことや、スポンサーなしでは渡航費を負担するのが難しいことが挙げられる。
EVO japan2019の参加も、まわりの支援でAshの渡航費が集まったものの、手配したタイ経由で福岡に行く14日便の渡航が許可されず、16日着でパキスタン→マレーシア→韓国→福岡という経路のフライトにしたが、韓国のビザがないため、これも許可されなかった。マレーシア→羽田、成田→福岡のチケットを予約し、ようやく羽田に到着するも、円に両替するのを忘れていたため、羽田から成田へのバスに乗れなかった。この時点で大会当日の2月16日(土)午前2時。間に合わないと涙するAshだったが、羽田→福岡の16日午前9時ごろ着の便が見つかり、なんとかプールが始まる10時に会場入りできた。

**EVO2019
世界中から注目を集める優勝候補として参戦した[[EVO2019]]。国交の不安定さからビザの取得が非常に難しいとされ、パキスタンからはAshのみがなんとか渡米にこぎつけることができた。※2021年11月、ビザの問題が解決し今後5年間は自由にアメリカに行けるようになったとのこと
世界中から注目を集める優勝候補として参戦した[[EVO2019]]。国交の不安定さからビザの取得が非常に難しいとされ、パキスタンからはAshのみがなんとか渡米にこぎつけることができた。(2021年11月、ビザの問題が解決し、Ashは今後5年間自由にアメリカに行けるようになったとのこと)
前評判通り、ウィナーズ側でTOP8にコマを進めるも、初戦の相手はいきなり優勝争い筆頭の[[Knee]]。激闘の末2-1で下し、続くウィナーズファイナルでは[[タケ。]]を2-0で下した開催国アメリカのエース[[Anakin]]と対峙。これを圧倒的な強さでねじ伏せ、3-0でウィナーズのままGFへ進出。これに対しルーザーズから勝ち上がってきたのは、やはり韓国最強の[[Knee]]。全てのキャラクターを使いこなせるとも言われるkneeは、ここでキャラクターを三島一八に変更し、会場にどよめきが起こる。初戦はAshが取り、2戦目はkneeが取り、3戦目は得意の無限ステージを選択したAshが取ってのシーソーゲームで2-1。ここでkneeはデビル仁にキャラクターを変更し、会場のボルテージは最高潮に達する。壁ありステージを選択したkneeが勝利して2-2でステージ選択権がAshに移ると、自身の得意な無限ステージを選択するかと思われたが、Ashは壁ありステージで続行。接戦の末3-2でkneeを撃破し、ウィナーズ側無敗のままEVO2019を優勝。1885人が参加したといわれる今大会に、1人パキスタンから渡米し優勝するという快挙を達成し、その名を再び轟かせた。
 
前評判通りウィナーズ側でTOP8にコマを進めるも、初戦の相手がいきなり優勝争い筆頭の[[Knee]]。激闘の末2-1で下し、続くウィナーズファイナルは[[タケ。]]を2-0で下し上がってきた、ノリにノっているアメリカの[[Anakin]]と対峙。これを圧倒的な強さでねじ伏せ3-0でウィナーズのままGFへ。
 
ルーザーズから勝ち上がってきたのはやはり韓国最強の[[Knee]]。全キャラ全一とも言われるkneeのキャラ選択に注目が集まる中、選択したのは三島一八。会場にどよめきが起こる。
初戦はAshが取り、2戦目はkneeが取り、3戦目は得意の無限ステージを選択したAshが取りのシーソーゲームで星は2-1。ここでkneeはデビル仁にキャラを変更。会場のボルテージは最高潮に。壁ありステージを選択したkneeが星を取り2-2でステージ選択権がAshに移る。自身の得意な無限ステージを選択するかと思われたが、そのまま壁ありステージで続行。接戦の末3-2でkneeを撃破、ウィナーズ側無敗のままEVO2019を優勝。1885人が参加したといわれる大会で、一人パキスタンから渡米し優勝するという快挙を達成し、その名を再び轟かせた。
 
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勝利後その場で神に祈りを捧げた後顔をあげ、潤んだ瞳で会場を見渡しアメリカの地で祝福を受けるAsh
 
** TEKKEN World Tour 2019
TEKKEN World Tour(略称:TWT)は5月から11月の間、世界各地で行われる大会でポイントを稼ぎ、上位9大会分の総合ポイントが多かった19名と、当日予選を勝ち上がった1名がタイのバンコクで決勝大会を争う公式の世界大会。Ashはビザの関係で参加できる大会が限られたものの、EVO優勝のポイントが高かったこともあり、上限9大会のところ、5大会分のポイントだけで総合ポイントランキング5位につけ、決勝大会行きが確定。決勝大会であるTWT Finalsにはパキスタンの仲間内でコンボの魔術師の異名を取る[[Awais Honey]]、当日予選を逆転で優勝し、ラホール(パキスタンの都市名)の強心臓の異名を取る[[Bilal]]と共に出場。Ash達パキスタン勢が優勝するのではないかと思われていたが、3グループに分かれた3人全員がベスト8にあがれず敗退するという異例の事態が発生。理由としては、それまで国内や日韓でライバル同士だった鉄拳2大国の日本、韓国のプレイヤー達が一緒に練習したり情報交換をするなど、打倒パキスタンのために手を取り合ったためである。長年日韓で争っていたところ、突如現れたパキスタンにEVOや各地の大会で敗北を喫した日本、韓国のプレイヤー達にはこのFainalsで負けるわけにはいかない意地があった。こうしてパキスタンの快進撃は食い止められ、2019年は幕を閉じた。
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勝利後、その場で神に祈りを捧げた後顔をあげ、潤んだ瞳で会場を見渡してアメリカの地で祝福を受けるAsh

**  その後
翌年のEVO Japan2020にはザフィーナで挑んだものの、リリース直後で破格の性能だったリロイに敗れ25位に終わり、新型コロナウイルス蔓延に伴い、Ashをはじめとするパキスタン勢は表舞台から姿を消してしまった。(日韓ではオンラインでの大会などが続けられたが、インターネット環境の整ってないパキスタンとは交流ができなくなってしまった。)
事態が動いたのは1年以上経ちパキスタン旋風も落ち着いた2021年4月。ウクライナで行われた招待制大会WUFLにて、辞退した各国の強豪選手たちもいるなか、Kneeと並ぶ韓国の2大巨頭[[JDCR]]や[[Saint]]が参戦し、AshやAwaisパキスタン勢と戦うことになった。結果Ashが1位、Awaisが2位でワンツーフィニッシュを飾り、2021年12月にはKHAN、 Farzeenと共に渡米しCEO2021にも参加。アメリカのトッププレイヤーAnakinを倒したAshが優勝し、KHANや Farzeenもベスト8に入る活躍を見せた。2022年5月にも一人アメリカの大会Combo Breakerに参加したAshは2020年以降本格的に復帰し、日本最強とも称されるまで上り詰めた弦と決勝で戦う。拮抗するかとも思われたこの決勝戦をAshは3-0で勝利し、未だ世界トップクラスの実力であることが証明された。この数時間後Ashは別でエントリーしていたKOF部門でもウィナーズファイナルまで駒を進め、PAKOに落とされたルーザーズファイナルではTamagoに3-2で敗れたものの、1位と3位という3D格闘2D格闘問わず優秀な成績を収めた。
**TEKKEN World Tour 2019
TEKKEN World Tour(略称:TWT)は5月から11月の間、世界各地で行われる大会でポイントを稼ぎ、上位10大会分の総合ポイントが高かった19名と、当日予選を勝ち上がった1名がタイのバンコクで決勝大会を争う公式の世界大会。Ashはビザの関係で参加できる大会が限られたものの、EVO優勝のポイントが高かったこともあり、上限10大会分のところ、5大会分の総合ポイントでランキング5位につけ、決勝大会行きが確定。決勝大会であるTWT Finalsにはパキスタンの仲間内でコンボの魔術師の異名を取る[[Awais Honey]]、ラホール(パキスタンの都市名)の強心臓の異名通り、当日予選を逆転で優勝した[[Bilal]]と共に3人で出場。今大会はAshたちパキスタン勢が優勝するのではないかとの声も大きかったが、3グループに分かれた全員がベスト8に残れず敗退するという異例の事態が発生。要因は、それまで国内や日韓でライバル同士だった鉄拳2大国の日本・韓国のプレイヤーたちが、打倒パキスタンのために手を取り合ったためである。長年日韓で争っていたところ、突如現れたパキスタンの選手たちにEVOや各地の公式大会で敗北を喫した日本・韓国のプレイヤーたちは、このFainalsでもAshたちに負けるわけにはいかないという思いから、ライバル同士で一緒に練習したり情報交換をする道を選んだのである。こうしてパキスタンの快進撃は食い止められ、2019年の鉄拳シーンは幕を閉じた。

**コロナ禍での活動
翌年のEVO Japan2020にはザフィーナで挑んだものの、リリース直後で破格の性能だったリロイに敗れ25位に終わり、新型コロナウイルス蔓延に伴い、Ashをはじめとするパキスタンの選手は表舞台から姿を消した。(日韓ではオンライン大会などで交流が続いたが、インターネット環境の整ってないAshたちパキスタンの選手とは交流ができなくなってしまった。)
事態が動いたのは1年以上経ちパキスタン旋風も落ち着いた2021年4月。ウクライナで行われた招待制大会WUFLにて、辞退した各国の強豪選手たちもいるなか、Kneeと並ぶ韓国の2大巨頭[[JDCR]]や、EVOや公式大会での優勝経験もある[[Saint]]が参戦し、AshやAwaisパキスタンの選手と戦うことになった。結果Ashが1位、Awaisが2位でワンツーフィニッシュを飾り、2021年12月には[[Khan]]、[[Farzeen]]と共に渡米しCEO2021にも参加。アメリカのトッププレイヤーAnakinを倒したAshが優勝し、KhanやFarzeenもベスト8に入る活躍を見せた。2022年5月にも一人アメリカの大会Combo Breakerに参加したAshは、2020年以降本格的に復帰し、日本最強とも称されるまで上り詰めた弦と決勝で戦う。拮抗するかと思われたこの決勝戦をAshは3-0で勝利し、未だ世界トップクラスの実力であることが証明された。この数時間後Ashは別でエントリーしていたKOFXV部門でもウィナーズファイナルまで駒を進め、PAKOに落とされたルーザーズファイナルではTamagoに3-2で敗れたものの、1位と3位という3D格闘2D格闘問わず優秀な成績を収めた。

**EVO 2022
前回のオフライン大会、EVO2019のチャンピオンであり、その圧倒的強さから2連覇も期待されるAshは今大会、[[Khan]]と共にパキスタンから2人で出場。(Bilal、Awaisも出場予定だったがビザの問題により出場できなかった。)メインキャラクターであるザフィーナ1本でTOP48まで順調に勝ち上がったが、アメリカの強豪でクラウディオ兼ザフィーナ使いである[[Shadow 20z]]に負け、まさかのルーザーズに落ちてしまう。その後は日本の[[ノビ]]、フィリピンのDoujinを倒し、ベスト8に駒を進め、[[PINYA]] [[Super Akouma]] [[Jeondding]] ら、各国のトッププレイヤーたちに2-0のストレート勝ちでルーザーズファイナルまで勝ち上がるも、ここでパキスタンから一緒に渡米し、ウィナーズファイナルでKneeに敗れたKhanと対戦することになる。10年間一緒にプレーし、Ashの癖を知っていたKhanのギースに1-3で敗れたAshは惜しくも3位に終わるが、今大会、パキスタンから出場した2人が両方ベスト3に入る活躍を見せ、パキスタンの強さを再び世界に証明した。
(KOF XV部門にも出場。鉄拳と並行してプールを戦い抜き、ベスト8出場がかかった試合まで駒を進めたものの、日本の[[スコア]]に敗れ、9位タイとなった。)

** EVO Japan 2023
新型コロナウイルスの影響により3年ぶりに開催された今大会は、アメリカの本家EVOに引けを取らない1300人以上が参加した。Ashは、昨年のEVOを準優勝したKhan、TWT2022チャンピオンである[[Atif Butt]]たちと共に参戦。AtifやKhanが歴代EVOチャンピオンである韓国のトッププレイヤーSaintやLowHighたちの活躍もあって13位タイで敗退する中、ベスト8に1人パキスタン代表として駒を進めると、韓国でギースのトッププレイヤーであるMeo-ILとの勝負に勝ち、ウィナーズファイナルではTWT2018チャンピオンである[[Rangchu]]と戦い、2-2からファイナルゲームで勝利。決勝戦ではリベンジを果たすため勝ち上がってきたMeo-ILに3-0のストレート勝ちを決めて2度目のEVO Japan優勝を果たした。

**EVO 2023
安定感のある強さで、最終日のベスト6(今大会から最終日はベスト8⇒ベスト6に変更された)にウィナーズで進出。兵役後、ブランクを取り戻してトッププレイヤーに返り咲いた、韓国の若手[[Ulsan]]との勝負に2‐1で勝利すると、同じ州光使いとしてAshとの対決を楽しみにしていた日本のトッププレイヤー[[AO]]に3‐1で勝利し、グランドファイナルに進出。Ulsanを倒してAshへのリベンジに燃えるAOとの試合を3‐0のストレートで勝利し、2度目のEVO優勝を達成。同時に、未だAshしか達成できていない同じ年のEVO JapanとEVO優勝という偉業も2019年に続き2回目を達成。3回出場したEVOの成績は、1位・3位・1位という結果になっている。

**EVO 2024
鉄拳8になってから初めてのEVOということもあり、4600名以上が参加した今大会。参加人数の多さに加えて今作はアグレッシブがコンセプトなこともあり、有名選手たちが勝ちきれずに続々と敗れていく中、前年度チャンピオンであるAshは、[[qudans]]、 [[JDCR]]といったレジェンドプレイヤーや、鉄拳ワールドツアー2023のグランドファイナルで戦った[[CherryBerryMango]]ら、韓国の強豪達を倒して堂々のウィナーズTOP6入りを果たす。サウジアラビアの[[Raef]]を倒したAshを待っていたのは、共にパキスタンから来た[[Atif Butt]]。鉄拳ワールドツアーの前チャンピオンと現チャンピオンでもある両名が激しくぶつかるも、Ashが勝利。ルーザーズから[[ノビ]]との同キャラ戦を完勝しAshの元に戻ってきたAtifが、途中でキャラクターをドラグノフからフェンに変えてきたことで、リセットのかかった2-2の状況まで追い込まれたが、最後はお互いレイジ状態の中Ashがリセットを阻止。鉄拳7最後のEVOチャンピオンにして、鉄拳8最初のEVOチャンピオンとなった。

**ライブ配信
-YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCGZECNOZBBwQnLW0Ldg5TTA
 
-Twitch
https://www.twitch.tv/arslanash95

**本名
Arslan Siddique
**愛称
アッシュ
**本拠地
Lahore,Pakistan
**生年
1995年8月20日
1995年

*国籍
&ref(http://fgamers.saikyou.biz/image/country/Flag_Pakistan.png); パキスタン
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*所属
vSlash eSports http://vslashesports.com/ 2018/7/27 - 
Red Bull http://www.redbull.com/ 2019/11/12 - 
vSlash eSports https://vslashesports.com/ 2018/7/27 - 2020/12
[[FATE eSports]] 2021/2/22 - 2023/1/30
[[Red Bull eSports]] 2019/11/12 - 
[[Twisted Minds]] 2023/3/9 -

*プレイ歴・メインキャラ
THE KING OF FIGHTERS XIII
THE KING OF FIGHTERS XIV
THE KING OF FIGHTERS XV(アテナ/キング/エリザベート)
鉄拳タッグトーナメント2
鉄拳7(三島一美、ギース、ザフィーナ、エリザ、リディア)
[[THE KING OF FIGHTERS XIII>KOF13]]
[[THE KING OF FIGHTERS XIV>KOF14]]
[[THE KING OF FIGHTERS XV>KOF15]](京/B.ジェニー/アテナ、キング/アテナ/クローネン、他)
[[鉄拳TAGトーナメント2>鉄拳TAG2]]
[[鉄拳7]](三島一美、ギース、ザフィーナ、州光)
[[鉄拳8]](ニーナ)

*主な戦績
//------------------------------------------------------------------
// 戦績の書式
// 大会名 ゲーム名 順位 (使用キャラ、団体戦なら【チーム名】 チームメンバー1/チームメンバー2/・・・)
// 時系列順に正確に記述するようにしてください。記憶が曖昧の場合でもググれば大体出てきます。
//------------------------------------------------------------------
**2018年
-FV x SEA Major Malaysia 2018 T7 9位(一美)
-OUGaming 2018 T7 優勝(一美)

**2019年
-[[EVO Japan 2019]] T7 優勝(一美)
-Gamers' Con 2019 TrueGaming Invitational T7 7位(一美、ギース)
-TGU x SEA Major Thailand 2019 T7 優勝(一美、ギース)
-GameWorks Pre-EVO 2019 T7 優勝(ギース)
-[[EVO2019]] T7 優勝(一美、ギース)
-ROXnROLL Tekken Dubai T7 5位(一美、ザフィーナ)
-TEKKEN World Tour 2019 Finals T7 17位(一美、ギース)

**2020年
-Kumite in Tennessee 2020 T7 優勝(ザフィーナ)
-[[EVO Japan 2020]] T7 25位(ザフィーナ)

**2021年
-WePlay Ultimate Fighting League Season 1 T7 優勝(ザフィーナ、エリザ)
-PPG Challengers Cup T7 優勝(リディア、ザフィーナ、一美)
-CEO 2021 Fighting Game Championships T7 優勝(ザフィーナ)

**2022年
-Combo Breaker 2022 T7 優勝(ザフィーナ)
-Combo Breaker 2022 KOF15 3位(アテナ/キング/エリザベート)
-DreamHack Dallas 2022 T7 優勝(ザフィーナ)
-DreamHack Dallas 2022 KOF15 準優勝(キング/アテナ/エリザベート)
-EVO 2022 KOF15 9位 (B.ジェニー /千鶴/エリザベート)
-[[EVO 2022]] KOF15 9位(B.ジェニー/ちづる/エリザベート)
-[[EVO 2022]] T7 3位(ザフィーナ)
-VSFighting X T7 優勝(ザフィーナ、一美、ニーナ)
-VSFighting X KOF15 優勝(B.ジェニー/ちづる/エリザベート、他)
-Only The Best IV T7 5位(ザフィーナ、レオ)
-ONE Esports FIGHT! Tokyo Invitational T7 準優勝(ザフィーナ)
-IESF World Esports Championships 2022 T7 優勝(州光)
-Tekken World Tour 2022: Pakistan Regional Finals T7 優勝(州光、一美)

**2023年
-[[EVO Japan 2023]] T7 優勝(州光、ザフィーナ)
-Takedown T7 準優勝(ザフィーナ、州光)
-[[Combo Breaker 2023]] KOF15 3位(アテナ/B.ジェニー/クローネン、京/B.ジェニー/クローネン、他)
-[[Combo Breaker 2023]] T7 優勝(州光)
-[[CEO 2023]] KOF15 5位(京/B.ジェニー/アテナ、キング/アテナ/クローネン、他)
-[[CEO 2023]] T7 7位(州光)
-[[Gamers8 2023]] T7 優勝 【Pakistan】 Arslan Ash(州光、ザフィーナ)/[[Atif Butt]](豪鬼)/[[Khan]](マードック)
-[[EVO 2023]] T7 優勝(州光)
-[[Cape Town Showdown 2023]] T7 準優勝(ザフィーナ、州光)
-[[Uprising Korea 2023]] T7 優勝(州光、ザフィーナ、ノクティス)
-[[Thaiger Uppercut 2023]] T7 5位(州光、ザフィーナ)

**2024年
-[[TEKKEN World Tour 2023 Finals]] T7 優勝(州光、カタリーナ、ノクティス、ザフィーナ、ニーナ)
-[[HAVOC 3]] T8 13位(アズセナ)
-[[Gamers Galaxy Pakistan 2024]] T8 準優勝(アズセナ)
-[[THE BAAZ GAUNTLET]] T8 3位(ニーナ、アズセナ、準)
-ComboStarter 2024 T8 17位
-[[Combo Breaker 2024]] T8 準優勝(ニーナ)
-[[DreamHack Dallas 2024]] T8 5位(ニーナ)
-[[Only The Best 2024]] TWT Challenger T8 優勝(アリサ、ニーナ)
-[[EVO 2024]] T8 優勝(ニーナ)
-[[Esports World Cup 2024]] T8 25位(ニーナ)
-[[Thunderstruck 2024]] KOF15 優勝(キング/エリザベート/アテナ)
-[[Thunderstruck 2024]] T8 優勝(ニーナ)

*動画
//------------------------------------------------------------------
// 動画について
// 活躍している動画、プレイヤーの特徴がよく現れているものなど
// 時系列順に正確に記述するようにしてください。
//------------------------------------------------------------------
-Tekken 7 - Knee (Claudio) vs Arslan Ash (Kazumi) | Grand Finals - OUGaming 2018 https://www.youtube.com/watch?v=caXORz7RoQ4
-EVO Japan 2019 Grand Finals | Arslan Ash (PAK) vs. AK (PHL) | TEKKEN 7 https://www.youtube.com/watch?v=2OA_MMHnuT0
-Tekken7 FT10 vSlash| Arslan Ash (Geese) vs Sora (Jin) https://www.youtube.com/watch?v=apYr8h6nlD0
-Tekken 7 | Tanveer (Claudio) VS Arslan Ash ( Eliza) | FT 10 https://www.youtube.com/watch?v=pV7oTBsbR6U
-$150k | WUFL | Tekken 7 I | Day 4 | Playoffs https://www.youtube.com/watch?v=DJGLxE7z3tQ
-Bringing Tekken Home | Unfold Arslan Ash https://www.youtube.com/watch?v=JdOAKIMIpdI
-PPG Challengers Tournament - Pools https://www.youtube.com/watch?v=KLAgSS_P8kA
-EVO Japan 2023 Day 3 FInals https://www.youtube.com/watch?v=blAbva-Kpas
-Interview with the Hero of Tekken 7 / Pakistan Representative Arslan Ash(『鉄拳7』のヒーロー! アルスラーン・アッシュ) https://www.youtube.com/watch?v=D-lhCJPwaC0
-TWT 2023 - Combo Breaker 2023 - TOP 8 https://www.youtube.com/watch?v=sf2r0iRsfis
-Arslan Ash (Kuni) VS Galgonge (Katarina) | Grand Finals | Uprising Korea 2023 | #tekken https://www.youtube.com/watch?v=GKOaMByNsTs
-TWT 2023 Global Finals Day 3: Top 8 https://www.youtube.com/watch?v=kuOEa-EoUlM
-【#TWT2024/公式日本語配信】Combo Breaker 2024 (Top8) https://www.youtube.com/watch?v=jNSsMeAxx9U
-Arslan Ash (Alisa) VS Mulgold (Claudio) - Grand Finals - Otb 2024 - #tekken8 https://www.youtube.com/watch?v=gsHFCSrZaiU

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