#author("2023-06-29T06:18:07+00:00","","")
#author("2023-11-16T02:40:09+00:00","","")
#title(詐欺飛び(格ゲー用語))
*詐欺飛び(さぎとび)
**概要
詐欺飛びは、起き攻めの際に用いるテクニックの1つ。
相手の起き上がりにジャンプ攻撃を重ねるものの中で、相手にリバーサル無敵技を出されても地上ガードが間に合うタイミングのものを言う。
相手が何もしないまたはガードしていた場合はジャンプ攻撃を当てられるため、非常に強力なテクニックとなっている。
これは無敵技の発生フレームの存在を利用したもので、ガード出来ればリターンが大きい昇竜系の技を誘うのにも有効。
多くの場合、相手が起き上がる瞬間目掛けて地面スレスレのジャンプ攻撃を重ねることをこう呼ぶ。
詐欺飛びを仕掛けるタイミングは、基本的には体感に頼るものであるが、特定の技でダウンさせたあとはレバー入れっぱなしで丁度良い詐欺飛びになるものがあるなど、キャラによって様々である。
こうすると相手が何もしないまたはガードしていた場合はジャンプ攻撃を当てるもしくはガードさせられるが、相手が起き上がり際に無敵技(通称リバーサル)を出された場合、着地してからの地上ガードが間に合う形になる。
多くの無敵技が動作1フレーム目から無敵はあるが、発生フレームはそれより多くかかることを利用したもの。
相手が詐欺飛びであることに気づかず無敵技を繰り出せばガードできるため、そのまま反撃を叩き込める。
相手がガードした場合でもジャンプ攻撃を低空でガードさせることで非常に有利な状況から攻め込むことができると、非常に強力なテクニック。
その性質上、着地硬直の大きさや無敵技の発生の速さによって難易度が変化する。
「発生〇フレームまでの無敵技に成立する詐欺飛び」といった意味で、「〇F詐欺」などと表記されることもある。
詐欺飛び自体は少なくとも『スト2』の時代からある用語だが、仕掛けるタイミングが基本的には体感に頼ることとなるマニアックなテクニック故にそこまで周知が進まなかった。
昨今の作品ではキャラクターの起き上がりが早かったり起き上がり方の種類が多かったりで詐欺飛びをしかける機会がなかなか訪れなかったり、特定の技でダウンさせたあとはレバー入れっぱなしで丁度良い詐欺飛びになるものを用意されていたりと、ゲーム作品やキャラクターによって様々である。
特に『ストリートファイター4』のリュウによる「しゃがみ強K→前ジャンプ入れっぱなし→ジャンプ強Kなど」のセットプレイが手頃な難易度の詐欺飛びとして有名((厳密にはキャラクター限定のセットプレイ。一部の起き上がり時間が通常とは異なるキャラクターには成立せず、発生3F以下の無敵技を持つキャラクターや打撃無敵つきのコマンド投げを持つキャラクターには返されてしまう。))であり、詐欺飛びが本格的に広まったのはこの作品からだと思われる。
**名称について
近年は対戦格闘ゲームがeスポーツとして一般にも広く認知され、メディアに露出することも増えてきたこともあり、「詐欺」という言葉が不適切な表現として使いづらくなってきたことで代わりに「安全飛び(あんぜんとび)」、「安飛び(あんとび)」と言われることも増えてきている。
当初は「昇竜拳を出されてもガードできる、詐欺臭いジャンプ攻撃」といった意味合いで、詐欺飛びという名称がつけられ広まった。
近年は対戦格闘ゲームがeスポーツとして一般にも広く認知され、メディアに露出することも増えてきたこともあり、「詐欺」という言葉が不適切な表現として使いづらくなってきたことで、代わりに「安全飛び(あんぜんとび)、安飛び(あんとび)」、「セーフジャンプ」などと言われることも増えてきている。
**動画
-【スト6】sakoの大好きな最大コンボでJPを粉砕!誰でもわかる安全飛び(詐欺飛び)とは?【SF6] https://www.youtube.com/watch?v=bOBhEYDLO4s
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